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科学科

有意義な高校生活を送るために

 二度とない高校生活。
 有意義に過ごしながら大学へ進む道はないのだろうか?
 高校はもっと生徒の力になれないのだろうか?

 そんな問いかけから生まれた、本校の科学科。川崎市、横浜市の公立高校の中で初めて設立された歴史ある理数科です。
 1学年1クラスという少人数制を生かし、予備校には頼らずに理系難関大学への進学を目標にしています。また、本学科は英語・数学・理科の授業時間を豊富に設け、早い段階での入試対策を心がけています。
 個々に応じたきめ細やかな指導に当たることで、一人一人が充実した生活を送れるよう科学科担当教員が中心となり生徒たちを支援しています。



研究発表動画はこちら

学びあう     教えあう     助けあう

科学科の各教室にある合言葉です。

学びのポイント

Point1
豊富な授業時数

 理系の難関大学合格のため、理科・数学・英語の授業時間数をしっかり確保しています。授業だけで大学入試に必要な内容が学べます。

Point2
専用の自習室とチューター制度

 科学科専用の自習室を準備しています。土曜日は卒業生をチューターとして配置し、どんな質問にも答えます。

Point3
探究活動の充実

 1年生から探求授業をはじめ、3年生では研究を行い、発表を行います。大学での研究の基礎を学ぶことができます。

カリキュラム

 令和4年(2022)年度 入学生からのカリキュラムとなります。


学習理念

科学科では他校にないユニークな実践を行っています。
大学進学を確実にするために必要な要素として、次の柱を考えました。

1.3年間を計画的に活用し、真の実力を養成する。~真の実力を養成するために~
 → 授業,集中授業,強化ゼミ,学力向上支援テスト
2.進学に必要な情報を的確に提供する。~必要な情報を必要な時に~
 → 全国模擬試験の参加,進学講演会,各種受験情報の活用,進路適性検査の実施
3.自己の人間関係から、目標達成への推進力を育てる。 ~未来の自分の姿を見つめて~
 → 進路指導(面談指導) | 研究機関訪問 | 文化講演会
4.豊かな人間関係から、目標達成への推進力を育てる。 ~やり遂げる力を育てる環境~
 → 学習合宿 | 自習室 | 特色(39名学級,部活との両立)
この一つ一つの目標を達成するために、科学科独自の指導が生まれました。

進路指導

 全国模擬試験への参加 井の中の蛙にならない
自分の力を正確に知ることが自信への第一歩です。大手進学予備校による多様な模擬試験を計画的に受験し、自分の実力を客観的に判断する材料とします。

[2024年度実績]
 1年生・・・年 4回
 2年生・・・年 5回
 3年生・・・年12回

◇大学訪問
 大学担当者による説明のほかに、各大学に在籍している科学科の卒業生も参加して、大学の研究室や設備を見学し、また、キャンパスを散策することで大学の雰囲気を直接体験することができます。


[2024年度]
 1年生・・・横浜市立大学、慶應義塾大学
 2年生・・・東京農工大学

◇学習合宿
 1・2年生が全員参加で、8月に3泊4日で高尾(高尾の森わくわくビレッジ)に宿泊し学習合宿を行います。
 各科目1コマ90分の授業や無言自習を通して、友情を深めながら自学自習の姿勢を養い、皆で励まし合いながら頑張っていく気持ちを育てることを目標にしています。(1日約10時間学習します)
 1年生の多くは、この勉強合宿を大変だと感じます。しかし、3年生が実際に入学試験を受験する段階になると、この合宿を思い出し「この合宿を乗り越えられた自身が、入学試験直前の追い込みに大変役立った」という声をよく耳にしています。


◇研究機関訪問
 最先端の研究を行っている公立や民間の研究機関を訪問しています。研究現場の緊迫した雰囲気や情熱を肌で感じとり、将来の自分の姿を思い描きます。


[2024年度]
 1年生・・・長谷川香料株式会社、日本IBM
 2年生・・・キングスカイフロント(ナノ医療イノベーションセンター、国立医薬品食品衛生研究所、実験動物中央研究所)

[過去の研究機関訪問]
 ・NAOJ三鷹キャンパス(大学共同利用機関法人 自然科学研究機構国立天文台)
 ・川崎生命科学・環境研究センター(LiSE)
 ・ナノ医療イノベーションセンター(iCONM)
 ・公益財団法人 実験動物中央研究所(実中研)
 ・東京理科大学 近代科学資料館および数学体験館
 ・JAXA相模原キャンパス(宇宙航空研究開発機構)
 ・東京大学地震研究所

◇文化講演会
 大学教授や民間研究者をお招きし、大学や企業で研究なされている内容を高校生向きにお話ししていただいています。工学系・理学系など生徒の進路に適したテーマが選ばれています。


[過去の実績]
2024年度・・・「人工臓器から生成AIまで―これからの科学技術と社会を考えよう―」
 三木 則尚 先生
 慶應義塾大学理工学部教授

2023年度・・・「予防医療の時代へ ―工学と医学の融合で創る未来の診断装置―」
 一木 隆範 先生
 東京大学工学部教授

2022年度・・・「リチウムイオン電池が拓く未来社会」
 吉野 彰 先生
 旭化成株式会社名誉フェロー、名城大学特別栄誉教授

2019年度・・・「ナノテクノロジーで創る体内病院」
 片岡 一則 先生
 川崎市産業振興財団 ナノ医療イノベーションセンター センター長

2018年度・・・「先人に学び、世の中に貢献できる研究をしよう-光触媒を例にして-」
 藤嶋 昭 先生
 東京理科大学総合研究院 光触媒国際研究センター 栄誉教授

◇進学講演会
 外部講師を招き、学年別に、進学のあり方と進学に対処する方法等、必要な受験情報を身につけます。


[講演内容]
 1年生・・・大学受験とその学習について
 2年生・・・大学入学共通テスト その内容と対策
 3年生・・・私大難関校と国立二次対策

主な合格大学一覧

 生徒が高い目的意識を持ち、その目的を達成させようとする環境を学校が提供さえすれば、神奈川県川崎市内の公立高校からでも予備校に通うこともなく学校の授業だけで、行きたい大学の行きたい学部に進学できることを、今年も科学科の生徒は立証しました。

 たった1クラス39人での結果です。
 一般公立高校は6~7クラスです。他校と比較するなら、その学校の1学年のクラス数を各大学の合格数でかけてみてください。この結果がどれだけ素晴らしいか理解してくれるはずです。
 下記の合格大学一覧表が、中学3年生およびその保護者の方々の高等学校を選択する上での資料となれば幸いだと思っております。

国公立大学
大学名 学 部 学 科
秋田大学 教育文化 理数教育コース
茨城大学 農学部 地域総合農学科 地域共生コース
千葉大学 園芸学部 園芸学科
東京海洋大学 海洋生命科学部 海洋生物資源学科
東京工業大学 理学院 数学系
東京都立大学 健康福祉学部 看護学科
東京都立大学 システムデザイン学部 情報科学科
山梨大学 工学部 機械工学科
横浜国立大学 理工学部 化学・生命系学科

大学校
大学名 学 部 学 科

専門職大学
大学名 学 部 学 科

私立大学
大学名 学 部 学 科
神奈川大学 工学部 電気電子情報工学科
北里大学 海洋生命科学部 海洋生命科学科
慶應義塾大学 商学部 商学科
工学院大学 建築学部 建築学科
駒沢女子大学 人間総合学群 心理学類
湘南工科大学 工学部 機械工学科
専修大学 経済学部 現代経済学科
玉川大学 工学部 情報通信工学科
帝京大学 薬学部 薬学科
東海大学 情報通信学部 情報通信学科
東海大学 情報理工学部 コンピュータ応用工学科
東京工科大学 医療保健学部 臨床工学科
東京電機大学 未来科学部 情報メディア学科
東京都市大学 建築都市デザイン学部 建築学科
東京農業大学 生物産業学部 海洋水産学科
東京農業大学 農学部 動物科学科
日本大学 生物資源科学部 くらしの生物学科
日本大学 理工学部 航空宇宙工学科
法政大学 理工学部 電気電子工学科
明治大学 農学部 農芸化学科
明星大学 情報学部 情報学科

短期大学 · 専門学校
学校名 学 部 学科




卒業生からのメッセージ

科学科 2024年度卒業  松﨑 蓮

早稲田大学 先進理工学部 応用物理学科 

大学ではこんなことを学んでいます!

 私は大学で主に物理学と数学を学んでいます。
 物理学の授業では、微分積分などを使って物理の本質を学んでいます。数学の授業では、高校数学とは全く違った抽象的な概念、簡単にいえば数字が出てこない数学について学んでいます。
 大学の物理では、数学の知識が必要なので今のうちに勉強しておくことをおすすめします。

高校時代の思い出

 私の高校時代の思い出は友達と学校に残って勉強したことです。
 科学科のフロアは他とは違って19時まで開放されているので、テスト前にはエレベーターホールにある六角形の机を囲んで最後まで居残って勉強していました。お互いの得意科目を教えあうこともできるので、一人で勉強するよりもずっとやりやすいです。
 ただ一つ問題があるとすれば、余談が進みすぎて勉強があまり手につかないことくらいです。中学生の皆さんも科学科に来れば一緒に勉強する友達がすぐにできますよ!

当時の担任より一言(科学科30期担任:岩井)

 ずっと思い描いていた第一志望校に合格した松崎さんは、学習も行事にもよく励んでいました。科学科のお手本のような生徒ですが、これからはチューターとして後輩をサポートしてください!後輩の皆さん、いつでも松崎さんに質問しましょう!

科学科 2024年度卒業  伊藤 良輔

電気通信大学 情報理工学域三類 

大学ではこんなことを学んでいます!

 私は大学で主に数学と物理、化学を学んでいます。
 数学では微分積分、線形代数という高校3年生で学習する数学Ⅲを応用、発展させた内容を学んでいます。
 物理と化学は、実験をメインでやっています。実験は2週間に1回あり、毎回10枚程度のレポートの提出があります。正直大変ですが、実験器具の使い方やレポートの書き方を学べ、達成感があります。

高校時代の思い出

 私の高校時代の思い出は、クラスの仲間と一緒に勉強したことです。僕も含めクラスには、数学や物理、化学などの理系科目が好きな人がたくさんいたので、授業の合間の休み時間や放課後には、自然と一箇所に集まって、数学や物理の内容で会話が盛り上がっていました。
 そして、わからない問題を教えあったり、みんなで一つの難問に取り組んだりして、仲間との絆が知らないうちに深まりました。僕は化学がとても苦手だったので、化学が得意なクラスの仲間によく助けてもらっていました。
 そのおかげで苦手を克服でき、好きではなかった化学が好きになりました。
 理系科目が好きな中学生は、ぜひ科学科に来てください。

当時の担任より一言(科学科30期担任:岩井)

 コツコツと学習したり、級友と相談をしながら学習ができる伊藤くんですが、テニス部にも所属しており文武両道を体現していました。最後の受験では、めげずに頑張り国公立大に合格しました。大学生活も文武両道で頑張ってください。

グラデュエーションポリシー

○生涯にわたり学び続けることができる資質や能力を育みます。
○強い探究心を持ち,主体的に課題を解決していける資質や能力を育みます。
○高い学力と幅広い教養を持ち,世界で幅広く活躍できる能力を育みます。

カリキュラムポリシー

○志望する理数系大学に合格する実力を養成するため、「英語・数学・理科」の授業数に重点をおいたカリキュラムを編成します。

具体的な取り組み

○「理数探究(基礎)」の授業を通して,研究することの意義や,楽しみを学べるよう取り組みます。
○夏期に学習合宿を行い,自学自習の姿勢を育て,実力の向上を図ります。
○大学訪問・研究機関訪問・文化講演会などを通して,自分の将来の夢を明確にできるよう取り組みます。

アドミッションポリシー

○理科・数学に強く関心を持ち,継続的に学習する意志がある生徒。
○社会に役立ちたいという志を持つとともに,主体的,協働的に学び続けることができる生徒
○「学びあう」「教えあう」「助け合う」の精神を理解し,切磋琢磨し合える生徒。